アイ・エス・エル(ISL)は、公徳、情熱と志、創造力を兼ね備え、社会全体のイノベーションを実現せんとするリーダーの輩出と社会啓発を目的としたNPO法人です。世界最先端の全人格教育プログラムを中心に、スピリット溢れる場、人と社会への貢献イニシャティブの提供を通じて、自由と公序、私益と公益が両立する新しい経済社会像、企業像・組織像の実現にむけて自ら行動する、世界に誇る日本の次世代リーダーの輩出を目指し活動しています。活動の中核となる「全人格経営者リーダー養成プログラム」には、日本を代表する企業100社程度から毎年次代の経営者候補が集います。卒業生は2000名を超え、多くのCEO、経営者リーダーを輩出しています。

ISLが経営者候補に提供する2つのプログラム

◆変革型リーダー養成プログラム(TLP):46~55歳(50歳平均)の次期経営者候補を対象
◆戦略型リーダー養成プログラム(SLP):39~48歳(43歳平均)の企業のハイフライヤーを対象

プログラム概要

世界でも類を見ない独自の全人格経営者リーダーシップ・プログラム

欧米ビジネススクールやデザインスクールが培ってきた経営プロフェッショナル教育のエッセンスをとりいれながら、日本の旧制高校教育にみられたようなリベラルアーツを軸とする全人教育のアプローチと融合し、経営者に必要な行動・判断にあたっての基軸や哲学の確立を、行動心理学をベースとしたセルフ・アセスメント、コーチング、内省を通じて促すユニークかつ骨太なプログラムです。

プログラムの特徴

「全ては自分から始まる」という理念のもと『個人』から出発し、『社会・世界』に大きく視点を開き、所属する『企業・組織』における自身のミッションを考察するというアプローチを貫いており、個人、企業組織、社会・世界という3つのレベルで、現状と未来を同時に考察してゆきます。これらの複眼的なプログラムの設計思想により、日常への埋没から脱却し、視座を転換し、視点を広げ、行動と挑戦に向けて感情を涵養し、経営リーダー人材として不可欠な能力の開発を支援します。さらには、相互触発と切磋琢磨の「場」の継続的な提供により、経営者としての継続行動と成長を支援する設計となっています。

プログラムを通じて涵養する3つの力

基軸力:独自のリベラルアーツ教育を通じた、世界観、歴史観、人間観に裏付けられた、自らの決断と行動に際しての確固たる基軸を持つ
構想力:グローバルに堂々と渡りあえる事業家としての能力と資質を持ち、世界に冠たる新しい事業、組織、経営のあり方を構想できる
実現力:自らが描く像の具現化にむかって、人の共感と信頼を得て、組織を動かし、人の潜在力を引き出しうる

更なる果実

ISLプログラムの最大の魅力は、「ファカルティ」と「同窓生」です。ISLのファカルティは、国内外問わず、多分野の最前線で活躍する経営者や有識者、社会リーダーです。そして、同窓となる参加者も、日本を代表する企業で活躍されている次世代経営者候補たちです。極めて良質なコミュニティの中で、その一員として時に励まし合い、切磋琢磨しながらこれからの挑戦を共に支えます。

このたび募集する「SLP:ファミリー企業事業承継枠」について

ISLの提供する2つのプログラムのうち、大企業の30代〜40代中盤の中堅幹部を対象とした、戦略型リーダー養成プログラム(SLP)にて、数名の地域ファミリー企業の事業承継者を受け入れています。大企業の中堅幹部と、社長になる(あるいはなった)責任を背負った地域企業の承継者が、立場を超えて共に刺激し学び合うことで更なる成長に繋がることを企図しています。

【SLP概要】
・対象:大企業の事業経営者候補の中堅幹部+地域ファミリー企業の事業承継者
・定員:36名
・期間:2025年8月下旬~翌6月(10ヶ月)
 ※週末を中心に隔週開催、一部平日含む
・形式:日本橋キャンパス&オンライン(ハイブリッド)
・受講料:495万円(税込)

【ファミリー企業承継者枠 募集対象者】
・対象:地域を担うオーナー系企業の経営者および事業承継者(確実に承継することが見込まれている親族に限る)
・年齢:30歳~48歳
・企業規模の目安:従業員数300名以上
・今後、上場や世界展開など、更なる成長を展望する企業
・月に数回(原則、週末に隔週、一部平日含む)、東京の日本橋キャンパスに通える方

事業承継者枠に参加された卒業生の声

<SLP14期生>
山崎 裕明さん 
ヤマシンフィルタ株式会社
取締役副社長執行役員(神奈川県)

「自分の人生のオーナーシップを、私は本当に発揮しているのか?」

これがISLでの学びを基にした、私が迷った時に立ち返る質問です。10か月の留学で、これまで何の疑念も持たずに、誰かの期待や何かの役割を演じるように生きてきたことに気づき、今後の自分に大きな危機感を持ちました。私を説明する肩書は役職をはじめ幾つも存在する一方で、そのいずれも機能以上の説明、つまり私が何者になろうとするのかについては語ってはくれません。自分のこれからの経営者人生にとって本当に大事なものは、「有限な人生という資源を何にどう使うのか」という目的と覚悟であって、それは日々の業務課題をクリアするだけでは決して得ることは出来ません。

今、唯一言えることは、誰かの望む人生を演じているようでは、自己を変革することも出来ず、経営者リーダーとして、自社や社会、地球の抱える問題を克服する使命を果たすことは出来ないということです。ISLで私は、人は何かに出会って当事者になり、それが人生の舵を取る原理だと考えるに至りました。今後も世界と出会い続け、経営者リーダーの道を歩んで行きます。

その他の参加者の声も写真を押して、お読みいただけます。

杉野 浩也

株式会社スギヨ 
専務取締役(石川県)

小林 剛

株式会社コバヤシ 
取締役副社長(東京都)

佐藤 雅彦

株式会社トスネット
代表取締役専務(宮城県)

中山 達也

トラスコ中山株式会社 
取締役商品本部長(東京都)

まずは以下の日程のオンライン説明会にご参加ください。

よくある質問

  • 事業承継者候補である自覚はありますが、承継時期等について具体的な話ができている訳ではありません。説明会参加は可能ですか
     →はい、可能です。
  • 授業はどの程度オンラインで開催されますか?
     →対面形式(@日本橋キャンパス)が80〜90%程度、オンライン形式が10〜20%程度となります。
     ※対面形式での授業の場合、オンライン参加は出席扱いとなりません。
  • 授業が開催される頻度を教えてください。
     →原則、隔週週末開催(開催日は終日授業)となりますが、月に1回程度、平日開催がある場合がございます。
  • 授業以外の負荷(事前学習や宿題)について教えてください。
     →各セッションに、事前課題(書籍・記事購読、映像視聴など)があります。
  • 仕事と両立できるか不安です。出張などでどうしても参加できないときは、補講などはありますか?
     →セッションは録画されているので、事後のビデオ視聴にてキャッチアップいただくことは可能です。ただし、卒業要件に一定以上の授業出席が定められており、基本的には当日参加いただく必要があります。
  • 説明会に参加したいのですが、日程調整が難しいです。個別対応をいただくことは可能ですか?
     →事務局にご相談ください。
  • 卒業後の活動などはありますか?
     →ISLの卒業生は、同窓会「江山風月会」のメンバーになられます。ここには、ISLの卒業生だけでなく、ISLが母体となり2018年に設立された大学院大学至善館の卒業生も所属しており、現在約2400名がメンバーになっています。この「江山風月会」の皆様には、様々なフォーラムや活動に引き続きご参加いただくことが可能です。

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